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SPF の DNS Lookup 10 回制限にハマった時の対処

最終更新: 2026-04-24 · 所要 6 分

結論

  • SPF レコードの include / a / mx の合計 DNS Lookup が 10 回を超えると PermError
  • 原因は第三者サービス(SES / SendGrid / Mailchimp / Salesforce 等)の include 重複
  • 対処は①include 整理 ②SPF Flattening ③メール用サブドメイン分離

どういう場面で必要か

SPF レコードに色々 include した結果、実際の到達率が急落 / DMARC RUA に PermError が多発している時。

実務で見るポイント

  • /tools/spf-lookup-count-check で現在の Lookup 数を確認
  • 各 include が実際に使われているかを最新 2 週間の送信ログで確認
  • 使われていない include は削除
  • 使っている include は、サブドメイン分離(例: mail.yours.com)で分割
  • SPF Flattening(mail.yours.com の IP を直書き)は最終手段、変更追随が必要

よくある失敗

  • SPF Flattening 後に元 include 側の IP 変更で到達率が急落
  • 複数プロバイダを並列 include で回避 → Flattening 対象が増えて運用負担増
  • ?all や +all に逃げる → DMARC 失敗 + なりすまし許容
  • Recursive な include(include 内にさらに include)を見落とす

チェックリスト

  • [ ] /tools/spf-lookup-count-check で 10 未満
  • [ ] /tools/mail-deliverability で SPF pass
  • [ ] 2 週間の RUA に PermError なし
  • [ ] 使わない include を削除

よくある質問

SPF Flattening のツールは?

dmarcian / EasyDMARC / ValiMail で提供。ただし IP 変更を自動追随する仕組みを必ず備えること。

サブドメイン分離の例は?

marketing.yours.com, transactional.yours.com, no-reply.yours.com など用途別に分け、それぞれ独立 SPF レコードを持つ。

クラウドの IP レンジを直書きするリスクは?

IP レンジ更新時に SPF が壊れます。Flattening サービスが自動更新する仕組みが必須。

SPF を使わず DKIM + DMARC だけでは?

DKIM 署名が通ればそれで DMARC は合格できます。ただし SPF の有無で受信側スコアが変わるので、推奨は両方設定。

関連ツール・比較・ガイド

DNS / Mail

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